たかむら耳鼻咽喉科

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医療系のお話の記事一覧

Posted:2017.05.22 | Category: 医療系のお話 学会

学会から無事帰ってきました!
1、2日目はその日のうちに書きましたが、ちょっと間があいてしまいましたm(__)m


3日目も快晴。朝6時に起床し、7時には出発。ホテルから会場まで歩くと普通に汗ばむ陽気です。

DSC_1477.JPG
原爆ドームが遠くに見えますね。


会場は土曜日ということもあり、さらに人数が増えた感じです(-.-)

DSC_1479.JPG
2日目の記事で書いた企業展示ブース。本当にモーターショーのようでしょ。


また講習を聞きまくります。


特別講演として阿川佐和子さんのお話もありました。
最近ニュースを賑わしていましたが、ご本人からほんの少しだけその話も(^^)
やはりお話は非常に上手。『聞く力』という題名で、阿川さんの著書と同じ題名でしたが、『話す力』も抜群です。


話の途中で一瞬ビートたけしさんのモノマネをされたのが個人的にはヒットでした(^^)



そのあとも18時くらいまで講習を聞いて終了。



1500人以上はいたかと思われる耳鼻科医が一斉に帰路につきます。
タクシー乗り場には軽く100人以上の行列(*_*;


仕方なくしばらく歩いて別の乗り場でタクシーに乗り込みます。


駅でもみじ饅頭やらお土産を買いこみ、自分用にちょっと広島のお酒も(*´з`)

新幹線に乗り込みやっと一息。

あまり広島グルメを楽しめなかったので、ここで少しだけ。

DSC_1486.JPG
あなご飯と手羽先



20時過ぎに熊本着。

家に着いたら荷物を片付ける気力もなく、ぐったり。


非常にためになる学会でしたが、とにかく人が多かった。

席をとるためにめっちゃ力を使いました。



疲れた分最新の知識も吸収したし、最新の医療機器の情報も得ましたので、これからどんどん診療に反映させていきますよ(^^!!

Posted:2017.05.19 | Category: 医療系のお話 学会

昨日から広島で日本耳鼻咽喉科学会に参加させていただいております副院長です。



今日も広島は快晴でした!
DSC_1472.JPG
朝7時半頃から全国から集まった耳鼻科医がゾロゾロと会場に集まります( ..)φ


私はちょっと離れたホテルに泊まっていますが(そこしか空いてなかった)、朝食の時も

気切するなら...
翼口蓋窩の方まで進展が...
『あそこの教授は...』

などなどそこかしこから耳鼻科用語が聞こえてきます(^-^;



しかしホントに人が多い!
特に専門医の更新に必要な単位が得られる講習はどこも満員!!
完全にそのためだけに参加している人が多いような感じです(-.-)
それもどうかと思いますが...



本日は空いた時間に医療機器の展示をたくさん見回ってきました。
どの学会でも医療機器メーカーが新製品などを展示して紹介しているのですが、やはり今回は規模がデカい!!


たくさんの企業が参加して、パッと見モーターショーのような感じです。
(写真撮ってなかった...)



新しい手術器具や内視鏡、レーザー装置に聴力検査機器、鼻洗いの器具まで。
たくさんメーカーに説明してもらって、パンフレットもゲットしました。

DSC_1473.JPG
ごく一部です。
すでに購入した医学書とパンフレットだけで持ってきた荷物よりも重くなっております(*_*;



当院に取り入れたいものがあり過ぎて...非常に楽しい時間でした。



さぁ、明日は最終日!
土曜日でさらに全国から耳鼻科医が集結しそうな雰囲気ですが、まだまだガンガン吸収してきます!!

ホントは人混みとか行列とか苦手なんですけどね"(-""-)"

Posted:2017.05.18 | Category: 医療系のお話 学会

さぁ、本日から日本耳鼻咽喉科学会に出席中です。

会場は広島国際会議場とさらにちょっと離れたホテルです。
(熊本でいうと、県立劇場を貸し切って、さらにホテル日航を一部使うくらいのイメージ?)


一番大きな会場は1500人くらい入るようですが、初日から大混雑。
DSC_1453.JPG
数百人は耳鼻科医が並んでおります。


というのも、専門医の更新のためには一定以上の特定の講習会に参加しなくてはいけないというノルマがあり、それを受けるために行列を作っているのです。


会場内も超満員札止め状態でした。
DSC_1465.JPG
これは空いているときの写真ですが、公演中以外は広島名物が映されています。
なかなかのサイズのお好み焼き



流石に最大の耳鼻科関連学会とあって、いろいろ面白い発表もあり、勉強になります。
医学書の販売などもあり、初日なのに興味のある本を色々買ってしまい、えらい重さになりました(^-^;


たくさんの講演を聞きましたが、ひとつ挙げるなら、当院でも行っています舌下免疫療法のお話で。
(舌下免疫療法については⇒コチラをどうぞ



舌下免疫療法が日本で開始になってから3年が経過しようとしておりますが、おそらく日本で一番盛んに行っているクリニックの先生がこれまでのデータをまとめて発表されていました。


特にスギの舌下免疫療法に関してのお話でしたが、1年間続けただけで普通にお薬を使うよりも鼻炎が確実に抑えられたというデータが出されていました。


もちろん3年間続けた場合は正直、私が想像していた以上の効果が出ており、やはり今後お勧めしていくべき治療法と確信できました(^^♪



他にもたくさんの講演を聞きましたが、まだまだ2日間ありますので、今日はこの辺でm(__)m
(日付変わっちゃったし)


夜には以前に勤めていた某国立病院の先輩方に誘っていただき、軽く食事&お酒をいただいて帰りました。

DSC_1470.JPG
居酒屋風お好み焼き。
ビールがすすみますな(*´з`)


二日酔いにならない程度に抑えて、明日もしっかり知識吸収してきます!

Posted:2017.05.12 | Category: 医療系のお話

昨日は久しぶりに雷鳴とどろいておりました。
一昨日から地震もあり、なんだか気になりますね。



さて前々回に書くと言っていた大学病院の話を。

まず大学病院ってどんなイメージでしょう?


『白い巨塔』などのドラマのように教授回診で医者がゾロゾロと連なって歩き、何を言われても教授は絶対で、研究のために患者さんを実験的に扱って...的なイメージでしょうか?


もちろんドラマではかなり大げさに描かれていますが、

・ゾロゾロ歩く教授回診    ⇒〇 実際にあります
・教授の命令は絶対     ⇒△ まぁまぁ絶対です(^-^;
・患者さんを実験的に扱う  ⇒× ありえません(*_*; 治験というものがありますが、ちゃんと説明し、同意を得ています。


ただし診療科によって、もしくは教授によって全然違うと思います。教授回診をしないところもあるそうですし。



私は熊本大学病院に5年くらい勤めました。その熊本大学の耳鼻科は現在、教授が不在です。スタッフはさぞかし羽を伸ばしていることでしょう(^^)/


冗談はさておき、教授という職は65歳で定年になります。それで2016年3月に私もタイヘンお世話になった前教授が退官され、次の教授選考が始まりました。

で、イロイロあって決まらないまま1年以上が過ぎたところで、やっと決まり来月くらいから着任されるようです。



教授を決める際にはまさに『白い巨塔』のような選挙があるわけですが、『裏の事情』を聞くとなかなか...(・_・;)
あまり書くと私の存在が抹消されるかもしれないので、このへんで|д゚)





ち・な・み・に

熊本大学耳鼻咽喉科のホームページを見てみましょう。
コチラ





...1年以上前に退官した前教授がまだ普通に載ってますね。

そして同じく1年以上前に退職した私の名前も普通に載ってます


他にも退職した人の名前が何人も(*_*;

新しく来た人は全然書かれていないし、外来の担当もそのままだし。



よく見ると研究活動・論文のところが2014年で完全に止まっているので、軽く2年以上は更新されてなさそうですな(-.-)



確か『ホームページ担当』という役目を押し付けられた人がいたような...

そしてその人に名前を消してもらうように何度がお願いしたけど...

 




おい○○、ちゃんとしろ!!

 

『彼女』の名誉のため、伏せ字にしておきます。

次回はもっと真面目な大学病院の話をm(__)m

Posted:2017.04.28 | Category: 医療系のお話 補聴器

明日からはゴールデンウイーク!!ということでお出かけする方も多いのでしょうか。


今日の朝通勤していると、でっかい観光バス?が10台以上も連なって走っていましたが、あれはなんだったんだろう...なにかイベント?

 

 

さて昨日はお昼に耳鳴り補聴器について勉強会。

補聴器メーカーの方と当院でいつも補聴器の販売・調整をお願いしている補聴器店の方に来ていただきました。

DSC_1419.JPG
 

『耳鳴り補聴器』とは簡単に言うと、耳鳴りを気にならなくするための音を鳴らす機能をもつ補聴器です。
今回はwidexというメーカーの方のお話でしたが、ZENプログラムといってオルゴールのような音を鳴らすことで耳鳴りを気にならなくさせ、優しい音ですのでリラックスする効果もあるようです。肩こりや頭痛が治ったという話も(^^♪

 
widex 耳鳴り』で検索していただければ耳鳴り治療の専門サイトが見れますので、是非。実際にどんな音が鳴るのか、聞くこともできますよ(^^)



耳鳴りの多くは聞こえが悪くなった時に起こるものです。加齢によって聴力が落ちてくると耳鳴りが聞こえ始める方はたくさんいらっしゃいます。

よって補聴器をつけるだけでも耳鳴りが気にならなくなることも多いです



聴力が正常なのに耳鳴りが強い方や、補聴器をつけても耳鳴りが気になるという方には一度試していただきたい治療法ですね。(価格は通常の補聴器と変わりません)


 

耳鳴りというものは耳鼻科領域でもなかなか治療に難渋することが多い疾患です。

内服薬や漢方薬、星状神経節ブロックという治療方法もありますが、治療開始してすぐに良くなるということはあまりありません。少しずつ良くなっていくことが多い疾患です。

 


そして今回の耳鳴り補聴器も装着したらすぐに耳鳴りが気にならなくなるわけではありません。通常の補聴器と同様に少しずつ調整していくことが必要ですし、装着に慣れることも大事でしょう。

 

いずれの治療法にしても耳鳴り治療は長丁場。諦めずに続けていくことが重要です。



耳鳴りは『鳴っているけど気にしてない』という方もいれば『気になって夜も眠れない』という方もいます。
『気にしていない』方は治療の耳鳴りの治療は必要ありませんが、耳鳴りの原因となる病気がないか検査をお勧めします。
『気になる』という方は是非諦めずに治療をしましょう!

 DSC_1420.JPG
何だか最近また補聴器の話題多めですな(^-^;

Posted:2017.04.26 | Category: 医療系のお話 補聴器

ヒノキの花粉が結構な猛威をふるっている中、先週これが届きました。

DSC_1417.JPG

申請できるのが毎年1月~2月の間だけで、やっと届きました(*_*;

すでに補聴器適合判定医という資格をもっているので、相談医の資格が追加されたからなにか新しくできるってわけでもないんですが(^-^;


さて、補聴器相談医とは?

日本耳鼻咽喉科学会では
『難聴の患者さんが適切な補聴器を利用できるように(中略)機能、価格などで合理的な補聴器利用ができるよう活動します。(中略)また、補聴器が決まった後も、聴力が悪くなっていかないかの経過観察を行い、適切な補聴器の使い方の指導も行っていきます。』

って感じで長々~っと書いています。


ちなみに補聴器相談医になるためには以下の⑴~⑶が必要です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑴    日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医であること
⑵    補聴器に関する診療(適応決定および効果確認)と相談に積極的に参加する意志があること
⑶    下記のいずれかの経歴があること
a 補聴器適合判定医師研修会受講者(厚生労働省主催・日耳鼻後援)
b 地方部会が行う「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」委嘱のための研修会受講者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

⑴    についてはただ専門医であればいいだけなので、5年以上耳鼻科の経験があって合格率70%くらいの専門医試験を受かればいいだけです。ちなみに補聴器も問題もほんのちょこっとだけ出ます。

⑵    については...ただの心意気って感じでしょうか。

⑶    についてはaは私が以前に参加したもので、所沢の国立障碍者リハビリテーションセンターで4日間に渡って行われる勉強会です。
b は各地で行われる1日参加すればよい勉強会です。


つまり相談医自体に試験があるわけでもないので、補聴器相談医に認定されることは全然大変ではないです
認定されたばかりの自分で言うのもどうかと思いますが(^-^;


ただ、いままで耳鼻科医の大多数が補聴器について積極的に関わろうとしてこなかった、そのせいもあり巷には値段は高いくせに『ちゃんと使えていない補聴器』が溢れかえっています。


以前にも書きましたが、補聴器は管理医療機器というもので、MRIやレントゲン、電子内視鏡、注射針などと同じクラスに分けられています。ちゃんと適正に使用しないと健康を損なう危険性があるもの、という区分です。

なので、普通に考えて耳鼻科医がしっかり関わっていくことが必要で、特に『補聴器購入前』に関わることが一番重要でしょう。


『治せる難聴ではないか』
『補聴器を使用するならどの程度のものが必要なのか』
『身体障碍者に該当して補助を受けられないか』
などなど。


もちろん、購入後にも
『ちゃんと調整されているか』
『補聴器によって耳の中を傷つけたりしてないか』
『難聴は進んでいないか』
など関わっていかなくてはなりません。


そしてこういった良くない現状を広く知らせることも非常に重要だと思います。


というわけで、今後もしつこく書いていきますよ~(^^)/

Posted:2017.04.10 | Category: 医療系のお話 補聴器

週末はせっかく桜も満開の場所が多かったのにイマイチの天気でしたね。
そして今日明日も雨が続きそうです。
本日は入学式なども行われているのに、残念(:_;)

DSC_1397.JPG
週末に自宅の近所できれいに咲いていたので、撮影しました。
ブレブレですが(^-^;



さてさて、引き続き補聴器の話題3連発目です。
題名の通り、集音器というものについて


補聴器は『管理医療機器』であるというところがまず大きな違いです。
薬事法で定められており、補聴器を販売するには届け出が必要です。
そして効果・性能や安全面で厚生労働省の定めた基準をクリアしなくてはなりません。


逆に言うと集音器はそういった決まりがありませんので、通販や家電店でも簡単に販売できます。

そしてなんといっても集音器は安いです。
3000円くらいからでも購入できます。


補聴器は装用する方の耳の聞こえを調べて、ひとりひとりに合うように調整します。デジタル補聴器というものはコンピューターが内蔵されており、『どんな音を大きくするか』『どういう音は大きくしないほうがいいか』『どっちの方向から聞こえてくるか』などを解析します。なので集音器よりも高価です。


集音器はそういった機能がなく、音を大きくするだけです。
前述したように安全面などで基準がありませんので音を大きくしすぎて耳にダメージを与えてしまうこともあります。



しかし、補聴器であれば良いというものでもありません。
結構前のデータですが国民生活センターが通信販売で購入できる補聴器と集音器を10銘柄テストした結果があります。

音を大きくしすぎること(最大音が大きすぎる)で安全性に問題があるものが9銘柄。
適切な音の増幅能力がなく、効果が十分に得られないものが3銘柄。
他にも周波数特性が悪かったり、電池消費が大きすぎるもの、補聴器なのに薬事法に関連する表示がないものもあったようです。


そして通販で購入しては、補聴器の一番の機能である『自分の耳に合わせる』ということができませんので、折角集音器よりも高価なのに、意味がありません。



補聴器はメガネと違って、作ったその日から100%の効果は得られません。
しかし、しっかり調整できればメガネのように手放せない存在になることができます。
どうぞ無駄な費用は使わずに、最良の補聴器と出会ってください(^^)

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