たかむら耳鼻咽喉科

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もぐらタイムズ

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2018年7月の記事一覧

Posted:2018.07.30 | Category: 雑談

題名の通り、日曜当番医でした。


当番医の場合、やはり当院が初めてという方がほとんどで、最初の問診に時間がかかります。
そして基本的には急いで診療が必要な方のための当番医ですので、急性の病気が多い。

子どもの急性中耳炎や気管支炎、扁桃炎や鼻出血や魚の骨がのどに刺さったなどなど...



ただ昨日は夏場ということもあり、そこまで患者さんの数も多くなく医師2名体制ですのであまり待ち時間もなかったのではないでしょうか。
冬場だと中耳炎も増えるしインフルエンザの方もたくさんですのでどうしても混みあっちゃいますが(^-^;



そしてこの時期は夏休みということもあり、他県から旅行中の方の受診もあります。
せっかくの旅行中に体調を崩すと大変(^-^;


お薬などですぐに改善する病気なら良いですが、中耳炎や扁桃炎など改善に数日かかるような病気だと『残念な旅行』という思い出が残っちゃいます(*_*;

来月にはお盆休みもありますし、旅行前には体調を万全にしましょう。
(なかなか難しいけど)



特にアレルギー性鼻炎持ちの方、旅行など環境の変化によって鼻炎が悪化することはよくあります。
旅行には必ずお薬を持っていきましょうね(^^)/

私も旅行には解熱鎮痛剤と抗ヒスタミン薬は必ず持っていきます(@_@)

Posted:2018.07.27 | Category: お薬の話

前回のブログで
『漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)』


と顔文字付きで書いちゃいましたので、今回はそのお話。



ちなみに、この記事を書くにあたって、漢方薬について改めて調べたのですが

漢方薬には『副作用』という概念がない。という情報を発見しました。
漢方薬を使用して何か問題が起きると、それは副作用ではなく、診断ミス、投薬ミスとみなされるとのこと。
(wikipediaに書いてました(^-^;)


これは知らなかった...(^^;)
こういったこともあり、『漢方薬=副作用なし』という認識が広まったのかもしれませんね。




さて、耳鼻科でよく使う漢方薬としては...
小青竜湯
柴苓湯
当帰芍薬散
八味地黄丸
加味帰脾湯
十全大補湯
半夏厚朴湯

などが挙げられます。



この中でも耳鼻科での使用頻度が高いと思われる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を例に挙げます。


特にアレルギー性鼻炎で小青竜湯を使ったことがある方は結構多いんじゃないでしょうか。


この小青竜湯の中に『麻黄』という成分が含まれています。
この『麻黄』の主成分は『エフェドリン』と言います。
というより元々『麻黄』という植物から『エフェドリン』は抽出されました。



『エフェドリン』は交感神経刺激薬として気管支喘息や気管支炎の咳止めのように使用されていたり、麻酔時の血圧を上げるために使用されたりします。
血管を収縮させる働きがあるので、妊娠されている方は避けた方が良いとされています。



この『麻黄』ですが、有名な『葛根湯(かっこんとう)』にも含まれています。
妊娠中の風邪症状などに小青竜湯や葛根湯は避けた方が良いでしょう。
(ドラッグストアでも買えちゃいますし)



さらに小青竜湯に含まれる『甘草』という成分は『偽アルドステロン症』という副作用を起こす可能性があることも有名。
『偽アルドステロン症』とは血圧を上げるアルドステロンというホルモンが増えていないのに高血圧などの症状を呈するものです。
これは特に高齢者の場合、注意が必要。




色々怖そうな感じで書いちゃいましたが、もちろんこのような副作用が必ず起きるわけではありません。
特に『漢方薬が悪い』というわけでももちろんありません。



何度も書いてますが、漢方薬だろうが西洋薬だろうが『薬』とされているものは全て副作用を起こす可能性があります。
不要な薬は飲まない方が良いし、必要がある時は医師や薬剤師の指示を守ってしっかり使ってください(^^)

Posted:2018.07.23 | Category: お薬の話

『アレルギーの薬をずっと飲んでると太ると聞いたんですが、大丈夫ですか?』
という質問を稀に受けます。


DSC_2532.JPG


こちら、デザレックスという抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)の添付文書(説明書)の一部です。
最近、副作用の欄に『食欲亢進』が追加されました。

副作用の頻度は『頻度不明』となっています。



アレロック(オロパタジン)や、ザイザル(レボセチリジン)の添付文書のには『体重増加』という副作用の記載もあります。



抗ヒスタミン薬は名前の通り、『ヒスタミン』というアレルギーの際に放出される物質を抑えます。
この『ヒスタミン』が食欲の抑制に関係しており、『ヒスタミン』を抑えることで食欲が増進してしまうと言われています。




じゃあ実際、抗ヒスタミン薬で太っちゃうの?




正直、過剰な心配はいりません(^^;)



抗ヒスタミン薬は毎日たくさんの方に処方していますが、『この薬飲むと食べ過ぎちゃって...』なんてことは言われたことありません。





まぁアレルギー性鼻炎で『においが感じないから食事が美味しくない』という方は薬を使用することで食事が美味しくなっちゃって体重が増えるなんてことはあるかもしれませんが(^-^;





どんなお薬にも副作用はあります。
漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)





副作用の確率よりもお薬を使うことのメリットが大きい時にお薬は使うのが大原則。

なので、お薬が必要な時は添付文書に載ってる副作用全てを過剰に心配する必要はないでしょう(^^)/



Posted:2018.07.17 | Category: お知らせ

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7月20日(金)午後~7月21日(土) 
上記の期間 院長不在となります。

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凄い猛暑が続いてますね(^-^;
テレビでも熱中症予防のお話が毎日のように放送されてますが、こまめな水分補給と温度管理にはお気を付けください。


熱中症以外に所謂『夏風邪』もちょこちょこ目にします。



以前にも書いたことが何回かあると思いますが、『夏風邪』とは主に以下の3つのことを指します。

 

ヘルパンギーナ
急な高熱と口の奥の方に水ぶくれ(水疱)ができ、水疱が破れると口内炎のようになります。発熱、口の中、のどの痛みで、食事・水分が摂取できず脱水になることもあります。痛みが強いと唾液を飲み込めなくなりますので、よだれを垂らしているような時は中止が必要です。

 

手足口病
その名の通り、手足と口に発疹ができます。まずは発熱から始まり、やはり水ぶくれのような形で、発疹が出現します。口の中全体に水ぶくれができて痛みがあります。

 

咽頭結膜熱
『プール熱』とも呼ばれます。アデノウィルスが原因です。発熱、のどの痛み、結膜炎が出現します。
学校保健法で症状がなくなってから2日経過するまでは登校禁止とされています。



これら『夏風邪』はウィルス感染によるもので、特効薬はありません。抗生剤ももちろん効果がありません。
なので、熱が高い時には解熱剤を使用するなどの対症療法が基本。



3~5日で治ることが多いのですが、まれに髄膜炎などの重い合併症を起こすこともありますので、熱が長引いたり、嘔吐を繰り返すなどの症状があれば注意が必要です。



それから、周囲の方がうつらないように、もちろん手洗い、うがいも重要ですね(^^)


Posted:2018.07.11 | Category: 雑談


昨夜はこちらにお邪魔しました。


DSC_2518.JPG

『Meiji Seika ファルマ』
こちらのビル、ワンフロアがMeijiグループで占拠されてます。



Meijiと言えば...



aporochoko.jpeg

アポロチョコレート



chokobaby.jpg
チョコベビー
(これ好きだったな~)


などなどのお菓子を想像される方が多いかと思いますが、医薬品もたくさん作ってるメーカーなんです。



耳鼻科関連で言うと...
抗ヒスタミン薬(アレルギーのお薬)の『ビラノア』
抗生剤の『メイアクト』『オラペネム』など



で、昨日はそんなMeijiさんで社内勉強会の講師としてお招きいただきました。


その模様は完全に写真を撮り忘れたのですが、アレルギー性鼻炎のお話から関連疾患としての中耳炎と抗生剤のお話をしました。


一応講演という形ではあるのですが、こちらからも質問したり、ある意味討論会?


有意義な時間を過ごしました(^^)/





ついでの雑談



hilemon.jpg
Meijiの『ハイレモン』
これも好きだった人、多いんじゃないでしょうか。


hilemon3.jpg
中身はこんな感じ。

お薬の錠剤と同じような包装の仕方ですよね(PTP包装ってやつです)。
これも薬剤をつくっているメーカーだからこそ!




ということを私も最近知りました(^^;)


実は栄養機能食品ってとこもそれっぽいですな(@_@)

Posted:2018.07.06 | Category: 雑談

7月の予定
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7月10日(木) 他院での代診のため、副院長不在
7月29日(日) 休日当番医

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このブログ、前回書いたように結構な人数に読んでいただいていますm(__)m


だいたい仕事が終わった後や、休み時間に書いちゃうことが多いのですが、夏場などの耳鼻科がヒマな時期は患者さんが途切れている隙に書いちゃうこともあります。
(まさに今そんな感じ(^-^;)



このブログの一番の目的は『読んでいただく方に有益な情報を伝える』ことですが、ちょこちょこと自分の趣味の話などの雑談が混じります。



趣味の話ならだいたい15分くらいでササっと書けちゃいます。
しかし、私好きなことは語り過ぎちゃうという癖がありますので、15分で書いてもだいたい長すぎる文章になってますからその後に文章を削る作業があります(*_*;




医学系の話になると、やはり時間がかかります。
一番難しいのは、専門用語をなるべく使わないようにすること。

どうしても専門用語を使う時はその説明も必要になるので、やはり文章が長くなってしまいます。





例えば、いきなりブログの中で『アナフィラキシーショック』と書いてもちゃんと伝わらない可能性が高いと思うんです。


『アナフィラキシー』とは急性のⅠ型アレルギー反応の一種で『Ⅰ型アレルギー』とは即時型アレルギーとも呼ばれ、花粉症などもこれに属します。『ショック』とは一般的に使われる『ショック』とは全く違い、医学的には基本的に循環障害を意味します。つまりなんらかの原因によってアレルギー反応が起こり、それによって循環障害を起こし...




な~んて書いてたら読む方も書く方もぐったりしちゃいます(^^;)



こんな細かい話は医療者側がちゃんと知っていれば良いわけで、患者さん側にとって重要なのは『アナフィラキシーショック』がどんな原因で起こり、どんな症状が出て、どんなことに気をつけなくてはならないか。
ということでしょう。



こんな感じでなるべく気を使って書くので、医療系の話では30分以上かかることが多いです。
さらになにか病気について書くときは最新の情報でなくてはならないことも重要。


ちょっと前まで有効だと思われていた治療が、無意味だったと判明したなんてことが実際ありえますし、逆に新しい治療法が始まっていたりもします。


必要な時は論文を検索したりもするので、結局ブログの完成まで1時間以上かかったりもします。




幸いなことに文章を書くことは好きな方なので、苦痛は感じません(@_@)




ちなみにこのブログは完成まで30分弱でした(^-^;
これからもちょこちょこ書いていきますので、良かったら読んでやって下さい(^^)/

Posted:2018.07.02 | Category: お知らせ 雑談

7月の予定
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7月10日(木) 他院での代診のため、副院長不在
7月29日(日) 休日当番医

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まだ梅雨も明けないようで、台風も近づいてきております(*_*;
皆さんお気をつけくださいm(__)m


ぼちぼち続けているこのブログですが、なんだか最近アクセス数がえらく増えておりまして...(^-^;
『ちゃんと』書き始めた2年位前と比べると、なんと10倍以上のアクセス数となっております。


今年の3月から急激に増えたのですが、なにが原因か自分でもよくわからず(^-^;
3月に過激なブログを書いたわけでもないのですが...


で、ブログのアクセスについて詳しく見てみると、熊本からのアクセスがもちろん一番多いわけですが、大阪や東京からのアクセスもかなり多いようです。


患者さんに役立つような新しい医学情報や知識なんかを発信するのが目的ですので、どこの地域の方にでもお役立ちいただけるなら幸いです(^^)/



ちなみに、人気の記事TOP3は以下のようになっています。

1位 2017年1月16日
『抗生剤 2、副鼻腔炎に対する抗生剤と耐性菌』

2位 2017年7月13日
『最近の嗅覚障害治療』

3位 2017年1月26日
『耳ろうそく』

1位はやっぱり抗生剤の話題ですね。最近は普通のニュースでも耐性菌の話をよく見ます。このページがダントツのアクセス数です。

2位は嗅覚障害のお話。これも相談されることが多い病気です。見境なく鼻の手術を勧める医者に対して地味に噛みついたりもしてます(; ・`д・´)

3位の題名はちょっとアレですが、耳掃除のお話なので、アクセスが多いのでしょう。
mimirousoku.png

変な絵が人気の理由ではない...かな?

(しかし古い記事ばっかり...(^^;))



ちなみに、アクセスが増えたことを変に意識してしまい、最近は趣味の話とか雑談が減ってしまいました(*_*;


真面目な記事は結構気を使うので、ふざけた話の方が書くのは簡単だし楽しいんですけどね。


これからも頑張って真面目な話もふざけた話も書いていきます(^^)/

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