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医療系のお話の記事一覧
12月2日(土)は夕方から地方部会という熊本の耳鼻科医の集まり。
毎回何題か色々な講演があるお勉強会です。

席が一番前しか空いておらず、この距離でお勉強。
今回は会場がほぼ満席になるくらい多くの耳鼻科医が集まりました。
(この会は専門医の単位がもらえるからね(^-^;)
今回の講演は2題。
『医療安全』についてと、『最新の難聴治療』について。
医療安全については、様々な医療事故、医療ミスについて、どのように防ぐのか、そして起こってしまった時にはどのように対応するのかというお話でした。
特に大学病院などの大きな病院になると、組織の全体を管理しなくてはならないので大変。
事故やミスというのは完全になくすことはできませんが、限りなくゼロに近づけるための個人個人の努力、組織づくりが必要です。
実際に熊本大学で医療安全を担当している先生のお話で、実際の現場から非常に熱く語られ、勉強になりました。
難聴の治療については、3つのテーマで講演がありました。
・手術による治療、特に真珠腫性中耳炎に対する内視鏡での治療
この治療については、以前に書いてますのでよければそちらをご覧ください(^-^)
(⇒2017年3月23日『耳手術の新しい波』)
・遺伝性難聴の診断・治療
生まれた時から聞こえが悪い先天性難聴は1000人に1人と言われ、その半分は遺伝的な原因があるとされています。
Pendred症候群という遺伝性難聴のなかでも2番目に頻度の多い病気がありますが、最近慶応大学でiPS細胞を使った研究が行われ、新しい治療法が開発されています。
遺伝性難聴は基本的に治療が困難なのですが、実用化されれば本当に画期的ですね(^^)
・人工聴覚器
補聴器から人工内耳、残存聴力活用型人工内耳、骨導インプラント、人工中耳などなど...
難聴の治療のために使われる機器はどんどん進化しています。
そんななか、一番面白かったのがこれ。

『Sound bite』というものらしいです。
耳の後ろに補聴器のようなマイクをつけて、そこで拾った音を歯につけた機械に転送。
歯から骨を通して(骨伝導)、音を感じる仕組みのようです。
取り外しも簡単にできるようで、なにより手術も不要。
残念ながら日本ではまだ未承認のようですが、凄い発想ですね~(^^)
11月21日(水)は日赤で勉強会。
前回は8月にもありました。
(⇒8月23日の記事『日赤で小児科勉強会』)

ちょっと早く着きすぎてガラガラですが(^-^;
始まるころには満員御礼状態。
...やっぱり小児科の先生ばっかりですが(-_-;)
今回の題材は
『誤飲・誤嚥』
『特発性血小板減少性紫斑病』
『QT延長症候群』
『乳幼児股関節炎』
特に耳鼻科医が関わることが多いのは『誤飲・誤嚥』でしょう。
誤飲は誤って飲んだものが胃や食道などの消化器にある場合。
誤嚥は飲んだものが気管や気管支などの呼吸器系にある場合です。
今回の発表では誤飲は磁石を飲み込んでしまった患児。
磁石を飲み込んでしまった場合、問題になるのが2個以上飲んだ場合。
特に時間差で飲んでしまうと、危険です。
例えば2個飲み込んで、1個は腸、もう1個は胃にあったりすると、胃や腸の壁を挟み込んでくっついてしまうことがあります。
そうなると動かなくなってしまい、胃や腸の壁を圧迫して穴が開くことすらあるわけです。
誤嚥の方の発表はピーナッツの誤嚥でした。
子どもの誤嚥の原因で非常に多いのが、ピーナッツを含む豆類です。
しかも、豆類は誤って飲み込むというより、食事として与えられ結果的に誤嚥してしまうことも多いようです。
誤嚥で多いのは3歳以下の事が多いので、ピーナッツを含む豆類はなるべく与えないようにすることも大事。
軽く考えてしまいそうですが、今回発表のあった磁石もピーナッツも両方とも全身麻酔して手術が必要となってます。
原因となるものは他に、コイン、ボタン電池、ビー玉、ビニールなどなど
子どもは口だけでなく、鼻の穴や耳の穴にも色んなものを入れちゃいます。
小さな石、BB弾、小さなおもちゃなどなど。
そして自分で言わないことも多いので、大人が気付かないことも多くなります。
前におもちゃの車のタイヤを鼻に詰めた子どもが受診したことがありましたが、ただの鼻づまりで受診されました。
当院に来る前に一度病院を受診し、薬を出されたけど改善しないということでしたが...(-_-;)
しかも、前に受診したのは耳鼻科だってのが驚き。
鼻の中を見ればすぐわかるのに...鼻の中すら見ずに薬を出す耳鼻科医もいるんです...|д゚)
話が逸れましたが、子どもの手が届くところに口や耳や鼻に入れそうなものは置かないようにしましょう(^-^)
Posted:2017.11.20 | Category: 医療系のお話
11月18日(土)は夕方から勉強会。
題名のEMR会という会なんですが、正式名称は『鼻アレルギー疾患治療学術講演会』。
毎回いろんなテーマで高名な先生が講演します。

今回のテーマは『長引く咳から診たアレルギー性鼻炎治療の最前線』
このブログでもアレルギーと咳の関係は以前に詳しく書きましたが、非常に重要。
(⇒2016年6月17日の記事『せきの原因 (2)喉頭アレルギー(咳喘息・アトピー咳嗽)』)
講演されたのは呼吸器内科の先生でしたが、アレルギー性鼻炎の治療もしっかりとされております。
そしてアレルギー性鼻炎の治療だけで良くなる咳が多いことを力説されてました。
これには大賛成です(^^)/
その先生の診断の仕方として、長引く咳についてまずは
・感染によるもの(マイコプラズマ、百日咳など)
・アレルギー関連(咳喘息など)
・その他
このように分類することが大事とのこと。
なんでもかんでも咳止め使えばいいってもんじゃありません。
中でもアレルギー関連では
・咳喘息
・咳喘息+アレルギー性鼻炎
・アレルギー性鼻炎による咳
このように分けて治療を考えてられていました。
そして咳喘息には吸入薬。
アレルギー性鼻炎には点鼻薬が大事。
話もわかりやすく、改めて勉強になりました(^-^)

今回はまぁまぁ参加者も多かったけど、それでも20人くらい...まぁいつものメンバーって感じですな(-_-;)
...40代全然おらず。
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11月11日(土) 日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会参加の為、副院長不在です。
診療時間等は通常通りです。
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(今日の治療薬2017より)
さて、前回の記事ではペリアクチン、ポララミン、アタラックスなどの第1世代抗ヒスタミン薬を使用しない理由を書きました。
(⇒前回の記事『ペリアクチン、ポララミン、アタラックス』)
最後に『最近は鼻水の症状に抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)を使用しない医師が増えている』という風に書きましたが、その理由について。
理由は簡単で、抗ヒスタミン薬を使用することによって、鼻水が粘っこくなってしまうということです。
なぜ鼻水が粘っこくなってしまうかというと、抗ヒスタミン薬による抗コリン作用が原因と言われています。
前回の記事でもちらっと書いてますが、抗ヒスタミン薬には『口が乾く、頻脈、尿閉』といった抗コリン作用と言われる副作用があります。
鼻水が粘っこくなってしまうと、特に鼻を自分で出せないお子さんはどんどん鼻水が溜まってしまい、副鼻腔炎になってしまう...という理由ですね。
た・だ・し|д゚)
この抗コリン作用、最近の抗ヒスタミン薬ではかなり軽減されています。
それこそペリアクチンやポララミンなどの第1世代抗ヒスタミン薬は強力な抗コリン作用があり、前立腺肥大症や緑内障の患者さんには基本的に使用禁忌となっています。
なので、ちゃんと新しい副作用の少ないお薬を使用すれば問題ないというのが私の考え。
そもそもアレルギー性鼻炎のお子さんが副鼻腔炎になりやすいのはアレルギーによって粘膜が腫れて鼻水が奥に溜まってしまうのが大きな原因ですので、抗ヒスタミン薬はしっかり使わなきゃでしょう。
ここで1つ発見した論文より
アレルギー性鼻炎がある慢性副鼻腔炎の患者さんに治療方法を以下の2つに分けて検討。
・抗ヒスタミン薬のみ
・抗ヒスタミン薬+クラリスロマイシン(抗生剤)
結果:治療成績に差は認めず。
ただし、膿がたくさん溜まっているような高度の副鼻腔炎の場合はクラリスロマイシンを併用したほうが成績が良い。
この論文は成人のみですが、軽い副鼻腔炎ならアレルギーの治療をしただけで治っちゃうわけです。
というよりアレルギー性鼻炎がある副鼻腔炎では抗ヒスタミン薬を併用することが大事。
お子さんでも軽い副鼻腔炎なら私も抗生剤は使用しません。
もちろん、もともとアレルギー性鼻炎がなくて、どろどろの鼻水(所謂あおっぱな)が出ているような時に抗ヒスタミン薬を使っても効果はないでしょう。
特に第1世代抗ヒスタミン薬なんか使ったら副作用だけで逆効果なんてこともあり得ます(*_*;
『効果が出るのが早い』というのメリットはあるので、症状が強い時にサッと使うという方法はありだと思います。
実際私もそういう方法で頓服で使ってます。
ちなみになぜ古い薬を未だに使うのか、先日製薬会社の人にも聞いてみましたが、やはりよくわからないという回答でした。う~ん(-_-;)
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11月11日(土) 日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会参加の為、副院長不在です。
診療時間等は通常通りです。
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題名にあるペリアクチン、ポララミン、アタラックス。
全部『第1世代抗ヒスタミン薬』と呼ばれるお薬です。
特にお子さんの鼻水が多い時に処方されることが多いお薬となります。
お子さんが少し熱っぽくて咳、鼻水が多い時に処方された経験がある方は非常に多いでしょう。
(『風邪』と言われてアスベリン、ペリアクチン、ムコダインというお約束の処方)
抗ヒスタミン薬というのは、基本的にアレルギーに使うお薬です。
『アレルギーの薬 = 眠い』というイメージを持たれている方も多いかと思いますが、最近は眠気のほとんどない薬もあります。
しかし、『第1世代抗ヒスタミン薬』は名前の通り古いお薬で、非常に眠気が強いのが特徴です。
市販のお薬にもたくさん入ってますが、ほぼ例外なくカフェインが一緒に入っていて眠気がなるべく出ないようになっています。
『第2世代抗ヒスタミン薬』と呼ばれるアレロック、タリオン、ザイザルなどは第1世代に比べて眠気はずいぶん減っています。
特にアレグラ、デザレックス、ビラノアはほとんど眠気の副作用がありません。
『第2世代抗ヒスタミン薬』が1983年以降に発売されたお薬ですので、第1世代は少なくとも35年以上前に発売されているくらい古い薬。
『第1世代抗ヒスタミン薬』で眠気が強いのは脳内移行といって抗ヒスタミン薬が脳まで影響していることが原因です。
以前から脳内移行した抗ヒスタミン薬は(熱性)けいれんのリスクを上げることも指摘されています。
眠気だけでも認知学習能力や集中力の低下に影響しますので、当然ながら眠気は少ない方が良いです。
抗コリン作用と呼ばれる副作用(口が乾く、頻脈、尿閉)もありますので、アレルギー性鼻炎に対しては日本だけでなく、欧米のガイドラインでも『避けるべき薬剤』とされています。
なので、鼻水に対して絶対に使わないという医師もいますが、それでもいまだにペリアクチンやポララミンの処方はよく見ます。
その理由は...なんなんでしょ。正直よくわかりませんm(__)m
昔、ペリアクチンは食欲不振・体重減少の改善という効果があると言われていたようですが、今はその効果も否定されていますし...(^-^;
ただの風邪薬と言っても侮るなかれ、お子さんが薬を飲んだ後にボーっとしているようなことがあったら気をつけましょう(*_*;
以前にもステロイドと絡めてちょっと関連ある記事を書いてますので、よければ読んでください。
(⇒2017年3月10日の記事『ステロイドと花粉症』)
最近は鼻水の症状に抗ヒスタミン薬を使用しない小児科も増えているようですが、そのことについてはまた今度...
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11月の予定
11月1日(水) 他院代診の為、副院長不在
11月11日(土) 日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会参加の為、副院長不在
両日とも診療時間等は通常通りです。
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全然新しい話ではないのですが、、、
『オトヴェント』っていう器具のご紹介(^-^)
こんなの

結構以前からある器具で、俗に『鼻風船』なんて呼び方もされていますが、これは『滲出性中耳炎』を治療するための器具です。
このHPの中耳炎のページでも解説していますが、中耳炎は基本的には耳管と呼ばれる耳と鼻をつなぐ管の不調によるものが多いです。(⇒中耳炎ページ)

このオトヴェントは鼻で風船を膨らませることで、耳管を開いて中耳に溜まった液の排泄を促すことができます。
簡単に言うと『耳抜き』をしっかりできるようになるということ。
(オトヴェントのホームページで詳しく解説されています⇒コチラ)
上の画像はYoutubeにアップされている動画の一部なのですが、日本語字幕付きでわかりやすく説明されていますので、興味ある方は是非。
お薬でなかなか治らない滲出性中耳炎に対して小児耳鼻咽喉科学会でも結構積極的に勧められています。
論文でも鼓膜チューブを入れる必要がありそうな滲出性中耳炎の子どもにオトヴェントを使用すると、お薬だけで治療するよりも明らかに改善が良い結果がたくさん出ています。
なので、このオトヴェントは飛行機で毎回耳が痛くなる方にもオススメです。
子どもでも3歳以上でしっかり教えればできるので、『航空性中耳炎』の予防にもなります。
ちなみにスキューバをする方で耳抜きが上手くできない方の練習にもなります。
また、耳がつまる感じがして、耳鼻科で鼻から管を通して耳に空気を『シュー』っと通すようなこと(耳管通気)をされた方もいるかと思いますが、これを自分でできるようになりますので通院の回数も減らすことができます。
Amazon他、通信販売でも購入はできますが、特に子どもさんの場合、耳鼻科で診察を受けた上で必要がある時だけ使うようにしましょう。
鼻水が多い時に使用すると逆に中耳炎を悪化させてしまいます(*_*;
ちなみにAmazon上での評価は脅威の☆4.9!!
当院でも必要がある方に2000円で販売をしています。
(ノーズピース1個、バルーン5個セット)
お子さんの中耳炎がなかなか治らない。
飛行機で毎回耳が痛くなる。
ダイビングで上手に耳抜きができない。
こんな悩みがある方、どうぞお気軽にご相談ください(^-^)
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11月の予定
11月1日(水) 他院代診の為、副院長不在
11月11日(土) 日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会参加の為、副院長不在
両日とも診療時間等は通常通りです。
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さぁ、11月も近づいてきて、朝晩はだいぶ冷え込んできました。
また週末は台風が来ており、『寒い中の台風』というなかなか嫌なことになりそうです。
日曜日には大阪に用事があるのですが、行けるか微妙な感じ...
台風が近づいてきたり、雨の前になると体調を崩される方がいます。
耳鼻科関係ですと、特に『耳鳴り』と『めまい』の調子が悪くなる方が多いです。
他にも『頭痛がひどくなる』『肩こりがひどくなる』『膝が痛む』とか、『古傷が疼きだす』なんて症状も。
迷信のようにも言われる話ではありますが、論文が書かれていたりもしますので、ちょっと調べてみました。
いくつか読んでみましたが、『気圧が下がることによって自律神経のバランスが崩れることが原因』という意見が多いようです。
特に内耳に気圧を感知するセンサーのような働きがあり、交感神経が優位になることによって様々な症状を来すという理論ですね。
交感神経が優位になると、痛みなどを感じやすくなるとされています。
それによって頭痛や古傷に敏感になってしまうということはありそうですね。
さらに、交感神経により血管収縮が起こり、末梢の血流が悪くなります。
それで肩こりがひどくなったり片頭痛の症状が悪くなったり...
そして、なんといっても注目はこのセンサーが『内耳』にあるということです。
内耳の調子を崩すということは『耳鳴り』や『めまい』が悪くなることは容易に想像できますね。
では、その自律神経の乱れを改善する方法はあるのでしょうか?
『自律神経の乱れを治す』なんて色んなアヤシイ広告にも書かかれてそうですが(^-^;
一番重要なことは、規則正しい生活を送ること。
そしてストレスを少なくすることでしょう。
しっかり食事をして、しっかり寝て、少しは運動もする。
めまいの患者さんにはよく言う言葉ですが、これが本当に重要だと思います。
また、考えすぎないことも重要。
(こんな記事を書いといてなんですが(^-^;)
それまでに低気圧で調子を崩してきた方は、『台風』とか『雨』とか聞いただけで『あ~、また調子悪くなるな~』という風に考えてしまい、ストレスを感じるでしょう。
ストレスは耳鳴りにもめまいにも大敵です。
とはいっても、週末台風の中テンションが上がって遊びに行ったりは止めましょうね(^^)/
(私も大学生の頃はよくそんなことしてましたが(#^.^#))
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26 ■診療時間 ●月~火・木~金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00 ■休診日 日曜・祝祭日
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