たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2017.09.04 | Category: 雑談

急に気温が下がった影響か、先週からのどを痛める方が多いです。


アレルギー性鼻炎の方も気温の変化からか調子が悪くなりがち。
そして秋の花粉である『ブタクサ』『ヨモギ』などにも注意が必要ですね。



季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さんご用心を(^^)


さて、秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、、、そしてスポーツの秋!!



以前に『鈍った体を叩き直す』と宣言してしまいましたが
(⇒6月30日の記事

その後ジムには行ってません(^-^;



そのかわりゴルフの打ちっぱなしを始めてみました。
週に1~2回。2時間くらいですが、なかなか運動になります。


しかしゴルフって真っすぐ打つだけでも難しいんですね(*_*;

始めて1か月半くらいですが、ようやく形になってきた感じがします。

その結果、、、



体重が65kg⇒61kgまで減少!!



調べてみると打ちっぱなしの消費カロリーはだいたい1球で1kcal。
1回に200球くらい打つので、カロリーとしては200kcal程度。

それだけで痩せるとは思えないが、、、


自宅で簡単な筋トレ(腕立て、スクワット、腹筋)をたまにしているので、それで基礎代謝がアップしている影響もありそうです。


やはりたまに運動したほうが体も軽くて良い!!
宣言通り誕生日までには60kg切りそうですので、このまま続けていきます(^^)



そろそろゴルフ場にも行ってみたいな~

Posted:2017.09.01 | Category: お知らせ 雑談

ホントに早いもので、9月になりました。
すっかり涼しくなって、好きな季節です(^^)


さて、まずは9月の予定です。
9月19日(火)~9月22日(金)

副院長不在となります。
診療時間等は通常通りです。



最近色々と気になるニュースもあり、書きたいネタがたくさん溜まっちゃってるんですが、、、

今回は面白いニュースで(^^)

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米国整形外科学会(AAOS)は8月9日、学童の夏休み終了を前に安全なバックパック使用のための注意事項を提示。体格に応じたサイズのバックパックで子どもに多く見られる背中、首、肩の痛みや損傷のリスクを最小限にすることが重要と呼びかけた。


同学会による安全なバックパック使用のヒントは次の通り。

・通学用バックパックには学校用品のみとする。その日に必要なものだけを持ち歩く。出来る限り、重い本は自宅や学校に置いておく
・バックパックを持ち上げる際は膝を使うこと
・重い物は下方かつバックパック中心に入れるようにし、背中にかかる重さを均等に分散させる
・両方の肩ストラップでバックパックの重みを均等に分散し、肩ストラップを調整して負荷のかかる位置を背中に近付けるようにする
・学校と自宅では、つまずきを防ぐため、通路近くへバックパックを置かないようにする


バックパック使用で親が意識すべき事項は以下の通り。

・時間が許す限り、まめにロッカーに立ち寄って重い本を入れ替えるようアドバイスする
・子どもがバックパックを背負ったり降ろしたりする際は、大変そうにしていないかを観察し、重そうな物は手荷物として持たせる
・子どもの手足がしびれたり、ヒリヒリしたりする場合は、バックパックが体格に合っていない、あるいは荷物が重すぎる可能性があるので、親に知らせるように伝えておく

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調べてみると、アメリカでは日本のランドセルのようなものではなく、普通のリュックのようなものを使っているみたいですね。


赤字の部分がいいですね。
私が小中学生の時は学校に教科書とかを置いて帰ったら『置き勉』とか言って怒られてた覚えがあるのですが、、、


私はもちろん『置き勉』ばっかりしてたので、アメリカ基準では正しかったことになります(^-^;



しかし、項目一つ一つが細かい!
アメリカではそんなに小さい子のリュックでの事故が多いのか。


最近はランドセルも本当にたくさんの種類があるようですが、ちゃんとサイズを合わせようとしたら小学校6年間で買い替えが必要な気もする。
少しは調整できるんでしょうけどね~

Posted:2017.08.30 | Category: 医療系のお話

もう9月になりますね~、早いもんです。

さて、ちょっと面白いニュースを目にしました。

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「そのくらいの傷なら唾を塗っておけば治る」は本当だった?!ヒトの唾液に多く含まれるペプチドであるヒスタチン1やヒトの唾液をニワトリやヒトの培養細胞に添加すると、内皮細胞の接着や遊走、血管新生を促進するとの実験結果が報告された。米国実験生物学会連合がFASEB Journalの掲載論文を紹介した。

 口腔内の創傷の治癒が他の部位に比べ、早いことが知られており、唾液が創傷治癒メカニズムの一部を担うと推定されてきたが、詳しい機序は分かっていない。

 研究グループは今回、ニワトリやヒトの培養細胞を用いた実験で、唾液に含まれるヒスタチン1や唾液が内皮細胞の接着や血管新生の促進など創傷治癒に関わる作用を持つことを証明した。FASEB Journal編集長は「この検討により創傷治療がさらに進化するかもしれない」と評価。「動物や子供が傷を舐める行為に潜む意義を思い出させてくれた」と述べている。
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昔は怪我をすると消毒薬をつけて、ガーゼを当てて乾かす、というのが当たり前でした。
"赤チン"なんてのもありましたね。私も子どもの頃には良く塗られました(^-^;



しかし、結構前から"傷は消毒しない"というのが医療現場でもほぼ常識です。
消毒液が逆に組織を傷害し、傷の治りを悪くします。


傷に消毒液をつけると染みて痛みがありますが、まさにあれは傷をさらに痛めつけているということ。


傷はなによりも"洗う"ということが重要です。
水道水で構いません。どんどん洗うことが大事なんです。


例えば頭を切ったり、足を切ったりして病院を受診するとまず生理食塩水でじゃばじゃば洗われると思います。それが正しいんです。



そしてガーゼを当てる(乾燥させる)のも良くありません。
ガーゼを当てるとしても、直接ではなく軟膏などを塗ってから当てることが必要です。



ちょっと前からドラッグストアでもシート状の被覆材が売っています。
防水性能の被覆材で覆うことで傷口から染み出る"浸出液"が溜まります。
その"浸出液"が傷を治す為に重要なのです。



舐めときゃ治る、は言い過ぎですが、人間の免疫力に頼るということは重要ですね(^^)




もちろん、血がどんどん出たり、ぱっくり開いているような傷は舐めないで病院受診してくださいm(__)m

Posted:2017.08.28 | Category: 雑談

昨日は表題の通り、日曜当番医。

季節的に患者さんの多い時期ではありませんが、朝方は結構患者さんで混みあいました。


多かったのが急な発熱、咽頭炎、扁桃炎。そして子どもの中耳炎。
その中で鼻出血や魚の骨がのどに刺さった方、突発性難聴まで処置や検査が必要な方も多く午前中は結構ドタバタ(*_*;


昼前には落ち着いてゆったり診療できておりましたが、、、





ただひとつだけ、残念なことが!!

フロイド・メイウェザー・ジュニア VS コナー・マクレガーが観れなかった...

que-14159024644.jpg



御存じない方のために簡単に説明しますと、フロイド・メイウェザーはボクシングの元5階級王者。
戦績は49戦49勝というとんでもない成績を残す怪物級のボクサーです。
2015年には同じくボクシング元6階級王者マニー・パッキャオとの試合を制し、年収3億ドルという桁違いの収入でスポーツ選手長者番付で過去最高を記録しました。



一方、コナー・マクレガーはボクシング選手ではありません。
アメリカのUFCという団体の王者で、総合格闘家です。



今回の試合はボクシングルールですので、間違いなくメイウェザーが有利。
唯一メイウェザー側の不安材料といえば40歳という年齢だけ。



マクレガー側の不安材料はもちろんルール。蹴りも肘打ちも投げも寝技も使えない。
試合時間もUFCではタイトルマッチで5分5ラウンドですが、今回は3分12ラウンドで全然違います。


もしも勝機があるとすれば、最初の3ラウンドまでに圧力をかけまくって流れを持っていくか、そのまま倒しきるくらいかと。



しかし、メイウェザーは脅威のディフェンス力で勝ち続けてきた選手。
おそらくはマクレガーの圧力をうまくいなして、疲れてきた後半に勝負。という予想が大半。



結果



大方予想通り、10ラウンドでメイウェザーのTKO勝利。
後で試合を観ましたが、ボクシングのレベル的にはやはり差があり過ぎました。



しかし、こんな試合が成立してしまうのがアメリカの凄いところです。
両者のファイトマネーはそれぞれ1億ドル以上と言われています。




ちなみに去年、スポーツ界で最も稼いだサッカーのクリスティアーノ・ロナウドの年収は9000万ドルくらいなので、それ以上の額を1試合で稼いでしまうわけですね(*_*;



試合前の両者の煽りあいから、試合の盛り上げ方が非常に面白い。

まさにエンターテインメント+スポーツという感じで、アメリカンプロレスも大好きな私は非常に満足でした(^^)

Posted:2017.08.25 | Category: お知らせ

明日は日曜当番医になります。

診療時間は9時~17時までです。

当番医の特性上、新患さん(当院が初めての患者さん)がほとんどになりますので、問診などの時間がかかり待ち時間が長めになることが多いです。どうぞご了承ください。


基本的に急病の方ばかりですので、検査や処置にも時間がかかりがちですが、頑張ります(^-^)!!

Posted:2017.08.23 | Category: こどもの病気 医療系のお話

昨日8月22日は診療終了後に熊本赤十字病院へ。

こんな会がありました。
DSC_1727.JPG

日赤の小児科の先生が色々な患者さんの経過を発表し、その疾患について勉強する会です。
元職場ということもあり、会場に到着すると知った顔がチラホラ(^-^)



まぁまぁ広い会議室が満員になるほどでしたが、耳鼻科医の顔は見えず。
小児科の先生を中心に招待されているようですが、当院にも招待があったということは耳鼻咽喉科も招待されているハズなんですけどね(*_*;



そして日赤の小児科以外の先生が多く参加している。素晴らしい。



さて、昨日は下の疾患についてのお話がありました。


Stevens-Johnson症候群
発熱、咽頭痛から全身の皮膚、粘膜に紅斑や水疱を形成して"ただれた"ようになる病気。
原因は解熱鎮痛剤や抗生剤による薬剤性が多く、薬疹の重篤なものと思われることも多いのですが、マイコプラズマやヘルペスの感染によっても起こります。死亡率も3%と高い病気です。




②腸管出血性大腸菌による溶血性尿毒症症候群
O157で有名な腸管出血性大腸菌ですが、その大腸菌が出すベロ毒素というものが腎臓にダメージを与え、赤血球を溶かしてしまい急性腎不全を起こすことがあります。
腹痛、血便、血尿、貧血などの症状を起こし、重症では透析を要することもあります。

特に夏場に多く、ニュースでも時々報道されます。
最近もポテトサラダからの感染が話題になりました。



③再生不良性貧血
骨髄の機能が低下することによって、白血球、赤血球、血小板が減少してしまう病気。
症状として倦怠感や動悸、紫斑(皮下出血)が挙げられます。免疫抑制剤を中心とする治療や重症では骨髄移植も要することがあります。



④注意すべき腹痛 特に腸重積
小児の腹痛で多いのは、便秘や胃腸炎。
そして注意すべき腹痛として虫垂炎(盲腸)や腸重積があります。

腸重積は小腸が大腸の中に入り込んでしまって、中が通らなくなる"腸閉塞"を引き起こしてしまう病気です。
症状はもちろん腹痛を起こすのですが、症状に波があるのが特徴と言われています。他、血便や嘔吐など。


浣腸で圧をかけることで入り込んだ腸を戻す治療もありますが、入り込んでしまった腸が締め付けられることで血流がなくなり壊死してしまったり、腸が破けて腹膜炎を起こしている場合などは手術が必要です。




どの病気も医師であれば知っているのが当たり前なんですが、やはり実際の症例を見せられると怖い病気ばかり。



耳鼻科が関連することは多くない病気ですが、時にはこういった勉強会で知識に刺激を与えるのは重要ですね(^-^)

Posted:2017.08.19 | Category: こどもの病気 医療系のお話

都議会で受動喫煙防止案が提出されることが話題になっていますが、タバコと中耳炎の関係はあまり知られていないかもしれません。



まぁわざわざ書くくらいですから、きっと悪い影響があるというのは想像できるでしょうが(*_*;



子どもの中耳炎について特に両親の喫煙が悪影響を及ぼすというのは耳鼻科医ではまぁまぁ知られた話。



受動喫煙が話題になっているので、ちょっと論文を読んでみました。
受動喫煙は喘息などの呼吸器に対して悪い影響があるのはもちろんです。



そして子どもが中耳炎になりやすくなるし、治りにくくなるとされています。
両親の喫煙はもちろん、父母以外の他者の喫煙の影響も大きいようです。



その主な原因は"耳管機能不全"です。



"耳管"とは耳と鼻をつなぐ管のことですが、タバコの煙に含まれる有害物質が粘膜を腫れさせたり、粘膜の繊毛運動を低下させることが中耳炎の原因になるとされています。

mimino.pngのサムネイル画像
この図の中耳から伸びている管です。鼻の奥までつながっています。



また、耳管の鼻側の出口にあるアデノイドも肥大しやすくなることで、さらに耳管の通りを悪くします。




タバコの煙はアレルギー性鼻炎の子どもにも悪影響なので、せめて子どもの前での喫煙は控えましょう(^-^)




ちなみに、中耳炎のリスクを上げるものとして、以下のように本当にたくさんのものがあります(^-^;



直接的原因
・強い鼻かみ・両側同時の鼻かみ・鼻閉・鼻閉時の嚥下・嘔吐・授乳時の姿勢・おしゃぶり・寝相(うつ伏せ)・逆流性食道炎・鼻すすり癖・咳・風呂でもぐる・鼻をつまんだくしゃみ・無理な耳抜き・飛行機に乗った後・啼泣・スイミング(飛び込み、もぐり、クイックターン)


間接的要因
・短期間の母乳栄養・気候、季節・受動喫煙・低年齢児集団保育・兄弟の通園・家庭内(兄弟からの感染)・低年齢(2歳未満)・未熟児、男児・遺伝的要因・免疫異常・頭蓋顔面奇形・口蓋裂児・ダウン症・耳管機能不全・抗菌薬の前投与・乳突蜂巣の発育不良・中耳炎の既往・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・アデノイド増殖症・聞き分けのない子(治療拒否、内服拒否)




ホントにたくさんあります(^-^;
どうしようもない項目もありますが、周りが努力すれば中耳炎になりにくくなる、もしくは治りやすくなることもありますので、中耳炎のお子さんで悩まれている方はもう一度生活から見直してみましょう(^-^)


正しい鼻のかみ方を早く教えてあげることも非常に重要ですよ!!

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