たかむら耳鼻咽喉科

耳・花・喉・アレルギーのクリニック 096-382-8700

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Posted:2019.05.25 | Category: 医療系のお話 学会

昨日5月24日はちょっと新しい試みの勉強会。

DSC_3114.JPG

内容は『アレルギー性鼻炎治療最前線』ということで、『舌下免疫療法』が中心のお話。

講演の演者は湯田厚司先生。
舌下免疫療法について、症例数も論文数も講演数も日本一であろう先生です。


で、なにが新しいかと言うと。Web上での講演会なんです。


まず30分の講演があるのですが、湯田先生は三重県で講演されます。
PC上に講演の内容のスライドも映し出され、ついでに視聴者の映像も映し出されます。
今回の視聴者は九州各県の耳鼻科医11名。
(なぜか私が熊本県代表(^-^;)

DSC_3112.JPG
講演中の様子。
講演内容のスライドとともに、右側に視聴者のリアルタイム映像が流れるので油断できない(@_@)
(いちおう自分以外のとこにはモザイクかけてます。)



講演の後はディスカッション。

Web会議のような感じです。
ちょっと音声の乱れはありましたが、概ね問題なし。


これなら会場に集まる必要もないので、確かに手間は減ります。
交通費や場所代もかかりませんしね。

講演の後の雑談はできませんが...(^-^;


講演の内容は流石に舌下免疫療法の第一人者。
圧倒的な経験を元に、実際の臨床に役立つ内容が盛りだくさんでした。


ディスカッションでも質問に対する答えが非常に明確。
私もいくつかお話させていただきましたが、これからの舌下免疫療法治療についていくつもヒントを頂きました。




スギ花粉のシーズンが終わり、スギに対する舌下免疫療法をすでに今シーズンも数名開始しております。
治療の相談はお気軽にどうぞ(^^)

Posted:2019.05.23 | Category: 雑談

昨日から『白い巨塔』がまたリメイクされて放送されています。
私まだ観ていませんが(^-^;

唐沢寿明さんが主演されていた前のバージョンは観ました。




『財前教授の総回診です』 

タラララ~♪
タッタラッ タラ タララ~♪



やっぱりこのシーンは印象深いですね(゜゜)


普段ほとんどドラマを観ない私ですが、確かに面白かったです。



『白い巨塔みたいな教授回診ってホントにあるの?』
『教授選ってあんなにドロドロしてるの?』


というような質問はよく受けました(^-^;


答えは『その医局による』としか言いようがないのですが...



あと『医療系のドラマは観ないの?』という質問もよくされます。

医療者によっては『実際とは違いすぎるから観ない』という人もいますし、『ツッコミをいれながら観る』という人もいると思います。
『現実とは違うけど、ドラマはドラマで楽しいから観る』という人が一番気楽そう。



ちなみに私は『ドラマ自体を全然観ない』です(^-^;

いままでちゃんと全話観た医療系ドラマは前述の『白い巨塔』とアメリカのTVドラマ『ER』くらいですね。



さて、今回のリメイク版『白い巨塔』。
なんか今のところあまり評判は良くないような...
『面白い』という評判がたくさん聞こえてきたら観ようかと思います(^_-)-☆

Posted:2019.05.14 | Category: 雑談

⇓こんな画像から始まりますが、今回は全く医療系のお話ではありません。

DSC_3089.JPG


当院の電子スコープの本体。
今日なんとなく見てて、思いました。


『なにかに似てる...』





はっ( ゚Д゚)







juventus-uni01.jpg

これだ!!!




私が好きなイタリアのサッカーチーム『ユヴェントス』の新ユニフォームですね(^-^;

いや~似てる。


これまでは伝統的に白黒の縞模様でしたが、来期からこのデザインになることが発表されました。
というか先日の試合からこのユニフォームをすでに着用。



個人的には嫌いじゃないけど、まぁ賛否両論です。




しかし医療器具からユヴェントスが出てくるとは、我ながら変な思考回路ですな(^-^;

でも似てますよね。




今年はクリスティアーノ・ロナウドが参入し、話題を呼んだ我がユヴェントス。
リーグ8連覇という記録を作りましたが、チャンピオンズリーグではベスト8で敗退。
試合内容もイマイチなことが多く、ファンは不満を募らせております。
(アトレティコマドリーとのCLベスト16 2試合目は滅茶苦茶興奮しましたが)


来期は監督交代という噂も多く目にするようになりましたが、どうなることやら...


juventus-uni02.jpg
先日のローマ戦で新ユニフォームのロナウドさん。
不満気な顔ですね(*´з`)
(試合は0-2で負けました)




あとこれにも似てる。

teylormadem5.jpg
ゴルフのテーラーメイドというメーカーのドライバーです。

こういうデザイン流行ってるのか?

Posted:2019.05.10 | Category: 医療系のお話

例えば、小さな子どもが歯磨きをしながら転んでしまいました。
歯ブラシで口の中を傷つけたようで、口の中から出血しています。

さぁ、何科を受診すればよいでしょうか?


小児科?歯科?外科?



実は、これ耳鼻科でも大丈夫です。



耳鼻科って正式には(?)耳鼻咽喉科ですが、読んで字のごとく耳、鼻、のどの専門家になります。
しかし、耳、鼻、のど以外にも結構いろいろするんです。


とある(偉い)耳鼻科医の言葉
耳鼻科医は首から上、脳と眼球以外は全部診なくてはならない
(この時、私は頭の中で『流石に頸椎は診れねぇだろ!』とツッコミいれてましたが...)



確かに耳、鼻、のどの手術で本当に脳スレスレのところまで触ることはありますし、首の手術(甲状腺など)、口の中の手術(舌など)も行います。
顔面の外傷も基本的には耳鼻科が担当することが多いです。




ただし、他の診療科と『カブっている』部分も結構あり、どの診療科が担当するかは病院にもよります
例えば顔面の外傷は形成外科が担当する病院もあったり、甲状腺の手術は外科(内分泌外科とか)が行う病院もあります。
舌の手術は歯科口腔外科が担当したりもありますね。



ちなみに最初に例として挙げた所謂『歯ブラシ外傷』。
結構多いのですが、大事なのが"歯ブラシの先端がのどに残っていないかどうか"。
なので、こういった患者さんを診察した際には必ず『歯ブラシは折れてませんか?』と聞きます。


歯ブラシが折れてなくて、出血もなく傷も軽ければ特に処置もお薬も必要ありません。
口の中を清潔にしてもらうくらいです。粘膜の傷はすぐにキレイになります。


でも一番は口に物を入れたまま歩き回らないことですから、ご注意下さいm(__)m





というわけで、実は結構守備範囲が広い耳鼻咽喉科。

...というお話でした(^-^;
(オチが弱い)

Posted:2019.05.08 | Category: 雑談

長かった連休も終わり、昨日から診療を再開。
やはり昨日は混雑しました(^-^;

連休中に調子が良かった方も、連休中に発熱しちゃった方も...
旅行中に必ずといっていいほど体調崩す方っていますが、なにが原因なんでしょう( ;∀;)




私も連休中は温泉に行ったり、古い友人とお酒を飲んだり、動物園に行ったり、甥っ子姪っ子と遊んだり色々できました。




そして私の娘も温泉旅行中、見事に発熱しました( ;∀;)
1日で解熱したので、特に薬も使いませんでしたが。



そんな色々あった連休ですが、あっという間に過ぎてしまいました。
元号とともに気分も新たに頑張っていきます!





ちなみに今年って...




お盆休みも長いそうですね(・_・;)

Posted:2019.05.01 | Category: 雑談

本日5月1日、令和を迎えました。

今日は連休中に一日だけ診療日として診療しました。

どうしても1週間以上間を空けることができない患者さんもいるので、従業員にもお願いして本日だけ(^-^;

当番医もあるし、他にも診療しているクリニックもあり、そこまで混雑もせず。

(空いた時間でこのブログ書いてます(^-^;)

DSC_3058.JPG
電子カルテもちゃんと『』表示になっていて一安心(*^^*)
なんとなくまだ違和感がありますが...



ちなみに平成最後の患者さんは『急性中耳炎』、令和最初の患者さんは『アレルギー性鼻炎』でした。
非常に耳鼻科らしい感じ(^^)


令和になっても『もぐらタイムズ』は色んな病気のこと、薬のこと、くだらない雑談も含めて(^-^;
できるだけ役に立つような情報を書き続けていきます!

Posted:2019.04.26 | Category: お薬の話 医療系のお話

咳のお話3連発です。

ただ、この話は特に書きたかったので(^-^;



よく患者さんから言われます。

『子どもの咳が昨夜ひどかったので、前にもらったテープを貼りました』


ホクナリンテープツロブテロールテープという名前のものですね。


このテープ。気管支拡張薬の一種です(正確にはβ2刺激薬と言います)。
前回書きましたが、末梢性鎮咳薬の一つになるわけで、直接的な咳止めの効果はありません。


テープからじわじわと薬の成分が出てくるようになっていますので、効果がでるまでに4~6時間程度かかると言われています。
そして12時間後くらいに効果はピークになり、長時間効果が持続するようにできています。
なので、激しい咳に対して即効性のあるお薬ではないわけです。



当然のことながら、気管支を拡げるだけのお薬ですから、気管支が狭くなっている状態以外には効果ありません。

よって、使用する場合も結構限られています。

・気管支喘息
・ぜーぜー音がするような気管支炎

くらいです。

なので、呼吸の音を聞いて異常がない場合はほぼ使いません。



当然お薬ですから、副作用もあります
・手足が震える(振戦)
・動悸がする
といった症状が典型的な副作用です。
頻度としても結構多く、10歳以下の子どもで1割以上の確率で手足の震えがみられたという報告もあります。



何度でも書きますが、使うお薬は少ない方が良いです。
『咳が出る』⇒咳止め、貼り薬、去痰薬etc...
というパターンは本当によく見ますけどね(^-^;


もちろん、ちゃんとした使い方であればしっかり効くお薬ですよ(^^)




結論。
ホクナリンテープ、ツロブテロールテープは『咳止めテープ』ではありません。
すぐに効くようなお薬でもありません。
必要な時はしっかり使うことが大事ですが、不用意には使わないようにしましょう(^^)

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