たかむら耳鼻咽喉科

耳・花・喉・アレルギーのクリニック 096-382-8700

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Posted:2020.03.11 | Category: お知らせ

新型コロナウィルス(COVID-19)は世界中に拡大しています。


報道でも大きく伝えられていますが、新型コロナウィルスのPCR検査が保険適応となりました。

ただし、検査できる医療機関は適切な感染予防策を講じた、都道府県から指定された医療機関のみです。

当院を含め、一般医療機関では検査することはできませんのでご了承ください。


熊本市では新型コロナウィルス対策として、専用の電話相談が設置されました。
熊本市外では管轄の保健所が相談窓口となります。


熊本市の電話相談はコチラ⇓
『熊本市HP:熊本市新型コロナウィルス感染症の電話相談の開設について

熊本市の新型コロナウィルスについて現状や対策などはコチラ⇓
『熊本市HP:新型コロナウィルス感染症について


なお、厚生労働省から注意喚起が出ていまして、ご家庭に厚労省を装い個人情報を聞き出したり『費用を肩代わりするから検査を受けるように』などと詐欺の電話がかかってくることがあるそうです。
『水道管に新型コロナウィルスがついている』とかいう詐欺も出ているようで、この非常時に許しがたい行為です。


皆さまご注意下さい。

Posted:2020.03.03 | Category: 医療系のお話 耳

今年もやってまいりました。

3月3日は『耳の日』です!

8月7日の『鼻の日』と並んで毎年のようにブログで取り上げております。
というよりネタにしております。


さて、耳の日は毎年講演会などが催されるのですが、今年は3月28日の予定。

しかし、本当に開催されるのか...まだ通知は来ていないのですが

まぁ中止になるでしょうね。
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の影響で、先月から講演会や勉強会は軒並み中止になっています。

この時期は花粉症の最盛期なので、毎年アレルギー関連の勉強会が毎週のように開催されるんですが...すべて中止です。


このご時世ですから、仕方ないですね。


話は耳の日に戻ります(^^;)

毎年無理矢理耳の話を書くのですが、今回も。

耳掃除は不要!
最近はニュースなどでもこの話がよく出ると思います。
もしかしたら今回の話題も見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが...



ちょっと前にとある動画が話題になりました。
『耳垢は自然と外に出てくるから掃除は不要である』ということを証明するため、とある耳鼻科の会が撮影した動画です。

その方法が面白い。
片方の鼓膜には一部に色を塗り、もう片方には紙を置いてなんと5か月間観察を続けています。

すると、両方ともじわじわと移動し、最終的には耳の入口まで出てきました。


文章だけだと非常に伝わりづらいと思いますので、是非実際の動画を見ていただきたい(^^)/


You Tubeにもアップされていますので、『耳のそうじは本当に必要なの?』と検索していただければヒットすると思います。


ただ、この動画を検索すると結構なネガティブな意見も目にします。
『言われた通り掃除しなかったら耳垢がつまって聞こえにくくなった』というような意見が多いですね。

確かにそういうことになる可能性もあり、こればっかりは人によるとしか言えないのですが...

耳の穴の大きさや耳垢の性状なんかにもよります。



なので『基本的には、耳掃除は必要ない』という言い方になっちゃうわけです(:_;)



でもこの動画は耳の構造などもわかりやすく説明されてますので、オススメです。


それにしてもYou Tubeで耳掃除と検索すると凄い数の動画があるんですね(^-^;
しかも凄い再生数。みんなやっぱり耳掃除が好きなんでしょうね~。

Posted:2020.02.20 | Category: 雑談

2017年8月10日のブログ『本日テレビ撮影』

↑この時以来のテレビ出演です。

TKUの『医療大百科』に3回目の出演。


今回のテーマは『スギ花粉症の対する舌下免疫療法』

確か前回も免疫療法の話題だったかと思うのですが...


というわけで本日撮影。



...これまでで一番セリフ噛みました(^^;)
撮影スタッフの皆さん申し訳ございません。


短い時間ですので舌下免疫療法の概要程度ですが、今まさに花粉症シーズンに入ってますのでタイムリーですね。


ちなみに放送は2月24日(月)11:20~11:25です。


DSCPDC_0001_BURST20200220132728199_COVER.JPG

最後に恒例の記念撮影。
リポーターの水上清乃さんと。
わざわざ撮影用のライトで照らしていただきました(^_-)-☆


この2ショットも3回めですが、私は毎回髪型も服装も安定してませんな(^^;)

Posted:2020.02.13 | Category: 医療系のお話

今年は去年と比べるとインフルエンザはかなり少なめ...

...と思っていたのですが、ここにきてなんだか増えてきているような。


感染症情報を調べると熊本市内で増えてはいないので、当院周辺だけなのかもしれませんが(^-^;
今月に入ってからA型に加えてB型もチラホラ出てきました。
ここから大流行!なんてことにならなければいいのですが。


新型コロナウィルスの話題で毎日手洗いがメディアでも勧められていますが、インフルエンザも基本は一緒なので予防策はしっかり行いましょう(^^)


新型コロナウィルスの影響でみんな手洗いやマスクなどを徹底していることでインフルエンザの流行が抑えられているというウワサも...(^^;)



それから花粉症も本格的になってきました

kahun202001.png
今週末にかけてかなり増えそうです。


今年の花粉は少ない予想なのですが、やはりすでに症状が強くなってきた患者さんもいらっしゃいます。


何度も書いてますが、花粉症は早め早めの対策が大事です。



Posted:2020.02.03 | Category: 雑談

前回も少し書きましたが、新型コロナウィルスの問題でマスクが爆売れしているようです。
ドラッグストアなどではマスクが品切れ状態ということでニュースになっていますが...


なんと、病院向けの医療品、医薬品の卸し業者でもマスクが品切れ状態だそうで(・_・;)
マスクは中国製がほとんどのようで入荷できなくなっているそうな。


当院でも職員用のマスクは在庫がまだあるのですが、この先何か月もこの状態が続くと厳しい状態に...

これから花粉症のシーズンも本格的にやってきますし、マスクの需要はさらに増えるはずだし...


さらにこれ以上長期化するとアルコール消毒液や手洗い用の石鹸なんかも心配になってきます。


こんなところで新型コロナウィルスの影響を受けるとは思いませんでした(*_*;



Posted:2020.01.31 | Category: 医療系のお話

新型コロナウィルスの話題が連日報道されています。
(2019-nCoVと命名されましたが、ここでは新型コロナウィルスで)


患者数も増え続けており、マスクの爆買いも起きております。

新型コロナウィルスについてはまだまだ詳細な情報は多くないし、読んでくださる皆さんに専門的に語るほどの知識も持ち合わせていないのでここで語ることはしませんが...


医療機関にはもしも新型コロナウィルス感染を疑う患者さんが受診された時の対応について通達が来ています。

37.5℃以上の発熱、呼吸器症状があり、発症から2週間以内に武漢市を訪問したか、または武漢市への渡航歴があり発熱や呼吸器症状がある方と接触した方

こういった方が受診された場合、院内の感染対策を行い、市の感染症対策課に相談するようになっています。


まだまだ患者数は増えるでしょうし、広まっていくとは思いますが、過度にパニックにならず冷静に対応することが大事だと思います。



いずれにせよ、早期に事態が収拾し感染の拡大が食い止められることを祈ります。

珍しく短い文章でした(^^;)

Posted:2020.01.21 | Category: お薬の話 医療系のお話 鼻

前回ちょっと早めの花粉症の話を書きましたが、やはり一時的なもので現在は落ち着いているようです(^^)

で、今回も引き続き花粉症関連のお話です。

昨年の末にゾレア(オマリズマブ)というお薬が季節性アレルギー性鼻炎に対しての適応追加承認されました。


このお薬、もともとは気管支喘息、慢性蕁麻疹の治療剤として使用されていました。
それが季節性アレルギー性鼻炎、つまり花粉症に使用できるようになったわけです。


『ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体』というもので、生物学的製剤の一種になります。

生物学的製剤とは、化学的に合成された化合物ではなく、生体がつくる物質を薬剤として利用するもので、例えばワクチンや血液製剤なども含まれます。

このお薬がどういった原理でアレルギーに効くかという話ですが...
IgEというのは免疫グロブリンと呼ばれる抗体の一種なのですが、アレルギーのある物質(アレルゲン)が体内に入ってくると反応しアレルギー症状を起こします。

このIgEを攻撃するように作られたお薬がこのゾレアです。


最も一般的なアレルギーのお薬である抗ヒスタミン薬はアレルギーが起こって放出されたヒスタミンという物質を抑えることで症状を改善するのですが、このゾレアはアレルギーそのものを抑え込むようなイメージですね。


薬の原理から考えると間違いなくしっかり効くはずです。


ここまで書くといいことばっかりのお薬ですが、いいことばかりの薬なんてあるはずもなく...


ここからが大事です。
このお薬花粉症なら誰でも使えるわけではありません。

zorea01.png
ゾレアの添付文書の季節性アレルギー性鼻炎の箇所のみ貼り付けてます。

要するに...
血液検査で花粉症が確定していること
・血液中のIgEの数値が一定以上であること
・花粉を浴びないようにして点鼻薬や内服薬などを使用しても症状が強いこと

が必要です。


つまり『普通に治療して効果があるなら使用しない』ということです。


そしてもう一つ問題点を挙げると、価格です。
生物学的製剤は普通のお薬に比べると高価です。

体重とIgEの数値で投与量、投与回数(2週間もしくは4週間に1回)が決まるのですが、最高容量の600mgを2週間に1回投与で考えると...

1か月で約36万円、3か月投与すると100万円を超えます(・_・;)
3割負担でも1シーズン30万円以上になりますね。
(あくまでも最大容量の場合ですけど)


いままで使用されていた気管支喘息と慢性蕁麻疹と比べると花粉症の場合は患者さんの数も圧倒的に多いはずですし、どんどん増え続ける日本の医療費のことも考えなくてはなりません。

ただ、値段は今後改訂されていくだろうと思います。



というわけで...


花粉症で苦しんでいる方は多いと思いますが、普通の治療をしっかりすれば症状が全然コントロールできないようなことはほぼありませんし、この薬を使うことは現時点ではないかな~と。


他の疾患で使用されているので安全性も問題ないとは思いますが、ちょっと様子見ですね(^^;)


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