たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2019.03.11 | Category: 医療系のお話 耳

まだまだ花粉症の時期ですが、違うお話を。

題名通り『カビ』の話です。
あの食べ物に生えてくる『カビ』です。
かびるんるんの『カビ』です。アンパンマンの力が出なくなっちゃうやつです((+_+))


耳鼻咽喉科ではカビと関わることが多いのです。
『耳』『鼻』『のど』全部カビが出てくることがあります。

医学的には『真菌症』と言います。

特に多い病気についてそれぞれ説明していきましょう。







・『耳のカビ』


最も多いのは耳の中にカビが生える『外耳道真菌症』です。
特に耳掃除のし過ぎで耳の穴を傷つけ、そこにカビがついてしまうことが多いです。
また、抗生剤やステロイドを使用した後や、耳の手術後、糖尿病などがあるとカビはつきやすくなります。

症状としては痒みが強いことが多く、耳の痛みや耳だれが出ることもあります。


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耳の中を見ると、こんな感じで白いポワポワしたものや、黒いカビを発見できます。
耳だれが多いとこんな感じに見えないこともあり、菌の検査で検出されてわかることもあります。
原因となる真菌で多いのはアスペルギルスカンジダと呼ばれる真菌です。



治療で最も大事なことは耳の中のカビをしっかり掃除することです。
ただし、これは自分でしないでくださいm(__)m
耳鼻科医が顕微鏡を見ながらしっかり掃除することが重要です。しっかり掃除した後に抗真菌薬を耳に入れたり、塗るのが一般的です。



抗真菌薬というのはもちろんカビを退治するお薬です。
細菌に対する抗生剤みたいなものですね。
抗真菌薬にも飲み薬があるのですが、外耳道真菌症に使うことはあまりありません。



耳の真菌症の多くは耳の穴の皮膚だけに留まります。
鼓膜に穴をあけて、耳の奥まで侵入していくようなことはほとんどありません。
皮膚よりも深いところまで真菌が入り込んでいくことも稀なので、塗り薬で十分なことがほとんどなのです。




というわけで、やっぱり耳掃除のし過ぎには注意が必要です。

耳⇒鼻⇒のど という感じでカビの話を続けていきます(^^)/

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