たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2019.03.07 | Category: お薬の話

前回ブログのアクセス数について書きました。

誰にでも読めるブログですので、もちろん言葉の間違いや日本語の使い方には気を付けてるつもりです。
(たまに間違ってるかもしれませんが(^-^;)

その中でひとつ。



私はこのブログで『抗生剤(抗生物質)』という言葉を使っています。


抗菌薬』という言葉もありますが、どれが正しいのでしょう?


Wikipediaさんによると

『抗生剤(抗生物質)』とは『微生物が産生し、他の微生物の発育を阻害する物質』

『抗菌薬』とは『細菌の増殖を抑制したり、殺したりする働きのある化学療法剤』


う~ん、わかりやすいようなわかりにくいような(^-^;




もっと簡単に言うと
『抗菌薬』は『細菌を増殖を抑えたり、殺したりするお薬』
『抗生剤(抗生物質)』は『その中で微生物から作られたお薬』
です。


世界初の抗生物質である『ペニシリン』はフレミングが青カビから発見したことは有名です。
なので、『ペニシリン』は『抗菌薬』であり、『抗生剤(抗生物質)』でもあります。



微生物以外から作られる、化学的に合成されるお薬として有名なのが『ニューキノロン』です。
レボフロキサシン(クラビット)、ガレノキサシン(ジェニナック)、トスフロキサシン(オゼックス)などが使われる頻度も高いかと思います。
これらは『抗菌薬』ですが、『抗生剤(抗生物質)』ではないということになります。



わかりやすく書けているか微妙( ;∀;)



このブログではこれらのお薬は全て『抗生剤』で統一しちゃっています。
なので、厳密には間違った言葉になってます。


普段、診察中に説明するときも『抗生剤』『抗生物質』『抗菌薬』という風に使い分けてはいません。



なぜ?
当然、『抗生剤』が一番伝わりやすいからです
それ以外の理由はありません(^^)


医学的には正しくなくても、患者さんにしっかり伝わることの方が大事だと思います。
医師が使う言葉で患者さんに伝わりにくいものって結構多いと思いますし、なるべく誰にでも伝わるように言葉を選ぶことって重要ですよね。

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