たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2019.01.08 | Category: お薬の話

年明けからインフルエンザが急激に増えております。
今のところ当院では全員A型インフルエンザですね。


そんななか、時々
『インフルエンザの新しい薬が出たってテレビで観た』
という患者さんがいらっしゃいます。


題名の『ゾフルーザ(バロキサビル)』ですね。



1回の内服で治療完了し、さらに今までの内服薬(タミフル)よりも周りへの感染を早期に抑えられると言われています。

ゾフルーザについては以前に一度書きましたので、こちらも併せてどうぞ
(⇒2018年10月9日のブログ『ゾフルーザについて』




このゾフルーザ、去年の3月に新発売となったばかりなのですが...




なんとすでにインフルエンザのお薬でシェア1位になったそうです。





ここまで一気に広がるとは開発した塩野義製薬も予想してなかったのでは(^-^;




一応、インフルエンザに薬を使う時は他の薬の説明もするようにしていますが...



結構な割合でゾフルーザを希望されます。


何日もお薬飲んだり吸入したりするより、1回薬飲むだけで済むならそれが一番いいですもんね(^-^;




ゾフルーザのデメリットでよく言われているのが
・コスト(値段が高い)
・耐性化の可能性がある
・新しいお薬なので未知の副作用の可能性がある。



といったところです。
医療費は安く抑えられた方が当然良いし、新しいお薬は十分試験されて発売になっているのですが、100%安全な薬なんてありません(これは他のお薬も含めて)。



というわけで、病院全体で『まだゾフルーザは使わない』というところもあるようです。
その一方、『ゾフルーザばっかり使っている』というところも多いようですが...はてさて




今のところ、一番良いと思ったのは体重10~20kgのお子さんで錠剤が問題なく飲める子
イナビルやリレンザはしっかり吸入できるかわからない。タミフルの粉薬は苦いし5日間。
ゾフルーザにも顆粒(粉薬)がつくられる予定ですが、まだ発売されてないし、体重20kg以上ないと使えないようです*_*;





結論、今のところゾフルーザは非常に良いお薬だと思います。

もちろん一番良いのは、インフルエンザにかからないことですけどね(*^^*)

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