前回のブログで書いたのはかなり悪質な医者の話でしたが...

今回は少し笑えるくらいのお話で(^^;)


コロナ禍と言われて1年以上経過しておりますが、そんななか私が実際見たり聞いたりした医療者の変な行動を書いてみます。
これまでもちょこちょこ書いてましたが...他にネタがない(:_;)

【マスクは２重、ゴムはパンツ】

これは確か去年の秋ごろだったかと思います。

クリニックでもコロナの検査ができるようになってきて発熱外来を行うクリニックが増えてきた時期ですね。

そんな中、実際に発熱患者を診察している医師の話。
『やっぱ感染するのは怖いからね～、マスク２重にして診察してるよ』

うん。まぁ自分はしてないけど、気持ちはわかります。

『普通のマスクの上にN95マスクしてるよ』

(^-^;？

『でもN95ってゴムがキツイから、パンツ用のゴム買って付け替えて使ってる』

(ﾟДﾟ;)？


なかなかのインパクトですね。
N95マスクってかなりガッチリと顔面に密着させます。
しっかり装着すると息苦しさを感じるレベルです。

密着は当然感染予防のためなのですが...わざわざ貴重なN95の性能がパンツゴムで無駄に...(^-^;

【鼻洗浄のためにPCR】

これは患者さんから聞いた話なのですが
鼻づまりでとある耳鼻科に受診した際に、結構鼻の状態は良くなかったらしく...
『鼻洗浄をした方が良いので、そのためにPCR検査を受けてください』

と、言われたらしいです。

確かに鼻洗浄ってちょっと水が跳ねたりするから、周りに感染の危険がないとは言えないけど...
（ちなみに鼻洗浄って生理食塩水などで鼻の中を洗うことです。）


これは確か去年の冬頃だったかと思います。
熊本でもコロナ患者が増えていた時期ですかね。


やり方だけ教えて自宅でしてもらうとか、難しそうなら介助する人間がガウンとかゴーグルでも装着すればいいのでは？
鼻洗浄って一回やり方がわかれば難しくないし。

そもそもPCR検査を勧めるってことはコロナ感染を少しでも疑う所見があったんだろうか...
この時期は軽い症状でもとにかく検査って感じでしたね(-.-)


...でもこれあんまり笑えないな

【駐車場で遠目から...】

これは結構聞く話です。
発熱があると院内に入らず駐車場の車の中で診察して...という流れは今でもあります。

ちゃんと診察すれば問題ないのですが、とあるクリニックは車から数メートル離れて診察（？）してたらしいです(^-^;

当然そんなに離れたら口の中も見えないし、なにも触れないし...




...ていうか電話で良くない(; ･`д･´)！？


そしてその診察（？）の結果、解熱剤と抗生物質3日分。
3日しても熱が続くなら再診。そしてPCR検査。


という流れがルーチン化していたという...


これもあんまり笑える話じゃないな(-.-)




前回の話も含めてコロナ禍はある意味で変な医療者をあぶり出すような結果にもなった気がしますね。
コロナ慣れな雰囲気も凄くありますが、私共も気を引き締めてこれからも真っ当に頑張っていきます(^^)/